平成28年11月15日、トヨタ自動車が、親と子どもが一緒に職場までくれば、そこから離れた同社の託児所へ子供を送り迎えする「送迎保育」の導入を決めました。
平成30年4月に実施予定で、子育てと仕事の両立支援策を強化する狙いです。
安部晋三政権は働き方改革を成長戦略の柱とし、待機児童対策のため企業が作る託児所への補助を拡充しています。
トヨタの制度を参考にし、同様の取り組みが産業界に広がる可能性もあります。
トヨタは平成30年4月にグループの愛知県豊田市の病院内に大託児所(定員300人規模)の新設を計画しています。
施設開業に合わせ、子供を持つ早朝勤務者を対象に送迎保育を実施する予定です。
トヨタは前回の平成28年春闘で、育児や介護と仕事を両立できる職場環境整備の拡充を労使で決めています。人手不足が懸念されている中、従業員の子育て負担を軽減し離職率を下げる狙いです。
送迎保育ステーションとは
今回はトヨタのような企業が企業で働く人の育児の負担の軽減のために大託児所や送迎保育が行われる予定ですが、全国にも送迎保育ステーションという取組みが行われています。送迎保育ステーションとは、市内2ヶ所の駅前送迎保育ステーションと書く保育園を繋ぐシステムです。駅前に一時預かり施設を併設しているため、親は出勤前に施設に子供を預け、出勤後にその施設に向かえばよいという仕組みです。
送迎保育システムの内容
朝(登園)もしくは夕方(降園)のどちらかだけの利用も可能です。朝と夕方の送迎システムの内容はどのようなものなのでしょうか。確認していきましょう。
朝(登園)の内容はこのようになります。
- 保護者が送迎保育巣ステーションへお子様を預ける
- 送迎保育ステーションからバスで各保育園へ送迎
夕方(降園)の内容はこのようになります。
- 各保育所からバスで送迎保育ステーションへお迎え、お預かり
- 送迎保育ステーションに保護者がお迎え
というように駅前で子どもを預けることができますし、1回の利用が100円と手軽なため人気が高いです。
まとめ
送迎保育のサービスは、企業だけでなく市内でも行われている所があります。
具体的には、東京、埼玉、千葉など関東圏を中心に行われているサービスですが、待機児童問題の解消のためにも必要な施策なのではないでしょうか。
保育士として働いている方も仕事との両立のために利用してみるのも良いですし、保育園としてもこういったサービスの存在を知っておくと良いかもしれません。
是非参考にしてみて下さい。
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