2016年9月3日、和歌山県高野町に古民家を活用した子育て支援カフェ「ちいさなたね」がオープンしました。オーナーは大阪府から移り住んだ嘉積由彦・由香里さんご夫妻です。妻の由香里さんは、これまで保育所の保育士として子ども達と触れ合ってきました。
築約150年という古民家を利用した店内では子供が楽しめるよう、由香里さんが所有している絵本50冊が用意され、更に手作りの人形やおもちゃなども揃えられています。
(画像参照元:橋本新聞様より)
「ちいさなたね」では、子供が昼寝をしている間、大人達はティータイムを楽しむことができます。オーナー夫妻は「乳幼児がいる親子に、豊かな自然環境の中で1日をのんびりと過ごしてほしい」と話しています。
大阪で暮らしていた嘉積さんご夫妻は、2人の子供が成長したことをきっかけに、今後は自然豊かな環境で暮らしていこうと移住を計画しました。夫婦は「田舎に住みながら子育て支援に務めたい」と夢を膨らませ、古民家を尋ね歩いていったところ、かつて農家として使われていた和歌山県高野町にある古民家を気にいり、購入に至ったのです。同夫妻は、「この親子支援カフェが地域活性化につながると嬉しい」と語っています。
カフェの営業は、土・日・祝日のAM10時~PM5時までとなっており、1日4家族までの予約制となっています。
子育て支援カフェについて
子育て支援カフェは、子育て中の親同士が交流したり、子連れでティータイムやランチを楽しむことができる場所として、少しずつ知られるようになってきました。地域住民の「つながり」を生む貴重な拠点としても注目が集まっています。
子育て支援カフェには、今回ご紹介させていただいたように、保育士が運営しているものもあればNPO法人や企業、子育て支援センターが運営しているもの、また専業主婦が集ってた立ち上げたものもあり、運営母体は様々です。
都内でも大きな広がりを見せている
最近では、特に都内において子育て支援カフェが大きな広がりを見せています。中には、保育士は在籍しておらず、ボランティアスタッフが託児している施設もあるようです。
中には、とても子育てカフェとは思えないようなオシャレな設計になっているところもあり、いずれも予約制であるところがほとんどです。
保育士ニュースのまとめ
親子支援カフェを起業し運営していく保育士は、今はまだ少数派かもしれません。しかし、一昔前と比較すると企業が一般市民の身近になった現代においては、このように起業する保育士はもっともっと増えてくるのではないでしょうか。
もしかしたら、保育士の働き方として「親子支援カフェの運営」は主流になってくるかもしれません。都内では、保育士向けに親子カフェの起業についてセミナーを行っているところもありますので、興味のある方は一度顔を出してみることをオススメします。
そして、これから保育士としての働き方を模索している方は、選択肢の1つとして「親子支援カフェの運営」を入れてみてもいいのではないでしょうか。そこには、一般の保育施設だけでは得られない、やりがいも沢山見出せるかもしれませんよ。
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