どの企業でもそうですが、転職求人活動において書類選考、面接などが受かれば企業から内定通知が届きます。保育士の皆さんも内定をもらうまでに、いくつかの保育園・幼稚園へ求人応募をしたり、各職場への書類を作成、環境のリサーチしたりと多大な努力をされたことでしょう。
そのため内定通知が続いた時の喜びはひとしおかと思いますが、喜ぶには時期尚早です。まずは慌てず、きちんと内定通知の内容の確認をしてください。この記事ではその「保育士内定通知」に関する気を付けたいポイントなどを紹介します。
1.保育士内定通知の流れと内定辞退のマナー
転職活動で面接を受けて合格すると、内定が届きます。通常は内定通知書と呼ばれる書類が届きますので、内容を確認することです。この時入職日が記載されている場合には、その日付も確認しましょう。
後悔のない転職をするために
一番最初に労働条件の確認も怠らずに行いましょう。勤務条件や給料・ボーナス、有給休暇、給料以外の手当てなどが自分の見た求人情報の内容と異なっていないか確認しましょう。
また手当に関しては支給を受けるためには一定の条件をクリアする必要があります。その条件も確認しましょう。
女性保育士が気を付けること
保育士の場合女性の方が多いです。現在独身の方でも将来結婚・出産をする人もいるはずです。そこで産休実績に関しても事前に確認をすべきです。何かこのような労働条件に関して細かくチェックして質問をすると、保育園側の印象が悪くなってしまうかもしれないと不安に感じる人もいるようです。
しかし疑問点を抱えたまま就業するのは不安でしょうし、思っていたのと条件が異なるとなると転職して後悔するかもしれません。しっかりと確認して、納得の上で入職をすべきです。
内定通知が口頭通知だった時の注意点
たいていのところは内定通知書を郵送もしくはメールで送信してくれます。しかし一部保育園の中には、担当者が電話にて口頭で内定通知を伝えてくることがあります。しかしこれだと内定が下り消されたときに、内定をもらった証拠が何もありません。文書という形で、きちんと証拠を残しておくことが後々トラブルになった時に役立ちます。
内定を受け取った後の注意点
内定を受け取ったら、早めに返事をすることです。基本的に3日以内には返事を出すべきです。中には複数の保育園に応募していて、そちらの方の結果が出ないというケースもあるでしょう。
その場合であっても連絡を入れて、そのほかに応募している保育園の結果が出る時までに変人をする旨の返答を寄せることです。長期間の保留は避けるべきです。
内定を辞退する場合
内定を辞退する場合ですが、すぐに返事をするのがマナーです。保育園としてみればまた新しく募集を掛けなければならないからです。辞退をする場合、理由を聞かれるでしょう。
内定辞退するにあたって本当の理由、例えばほかの条件の良い・第一志望の保育園の内定が決まったなど正直に伝えるべきではないです。相手の気分を害さないような無難な理由を伝えましょう。そして迷惑をかけて申し訳ないという謝罪の気持ちは必ず伝えることです。
内定取り消しは可能か
内定が出れば基本その職場で仕事ができますが、客観的に合理的な理由があれば内定取り消しが可能です。健康を害して仕事ができない、反社会的行為があった、保育園が閉園になってしまったなどの場合です。内定取り消しに関しても内定通知書に書かれているはずなので、しっかり確認しておきましょう。
2.保育士内定通知を確認する時に注意するポイント
面接試験に受かった場合、保育園から内定通知書と呼ばれるものが届きます。内定通知書を受け取ったら、その中身を確認することなく採用されたと喜んでしまう人も多いです。しかし当初聞かされていた話と違うといったことも起こりうるので、自分の理解している条件と違いがないか、内定通知書をよく見て確認することです。
労働条件の確認
内定通知書には、労働条件についても記載されているはずです。給料やボーナス、手当、有給休暇、契約社員の場合には契約期間と更新についてなどです。募集をかけていた時と条件が異なるケースも、少ないですがありえます。入職した後でトラブルにならないためにも、確認しておきましょう。特に注意したいのは、勤務形態と有給休暇に関してです。
週休2日制か、完全週休2日制か
保育園の場合、イベントなどがあると土日出勤を求められるケースもあります。週休2日制と完全週休2日制という用語があります。一見すると同じ意味のような感じがしますが、完全週休2日制は毎週2日休みがあることを意味します。
そして月に1回週休2日がある場合は、週休2日制と掲載します。ですから完全週休2日制か週休2日成かの確認はしておきましょう。有給休暇ですが用意されていても、実質取得できないところもあります。
有給休暇の確認
そこで事前に有給休暇の取得率なども確認しておくと良いでしょう。また保育園独自の休暇制度を導入している所も中にはあります。このような保育園オリジナルのシステムについても、入職する前に理解しておきましょう。
現段階で保育園で仕事をしている場合
特に現在保育園で仕事をしている人は、退職の手続きが必要になるので必ず入職日の確認をしましょう。入職日までに退職の手続きをすべて完了できるか、できない場合には採用担当者に連絡を入れて、入職日をずらしてもらうようにお願いしましょう。
まとめ
内定通知書が届いてから、いろいろと条件について確認をすると内定を取り消されるのでは、と不安を抱く人もいるようです。しかし内定の取り消しは、客観的に見て合理的な理由がないとできません。
仕事すること前提として、細かなことでも疑問に感じることがあれば、どんどん質問しましょう。きちんと確認して納得できることが結果的に、気持ちよく、何よりも長く働けるということにつながります。
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